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コラム~20年前あれこれ

Tea Time ちょっとひと息いれよう

昨今のIT技術の進化は目覚ましく、私が20年前に業界に足を踏み入れたときには想像もしていなかった変化が数多くあります。


かつては一般的だった白いパソコンが、様々な色彩を持つデザインへと変わり、マウスはボール式から光学式へと進化し、無線になりました。


さらに、職場では社用スマートフォンが配布され、コミュニケーションの主流が従来の電話からメールやチャットへと大きくシフトし、オフィス内で電話が鳴り響くことがほとんどなくなりました。


そして、クラウド化、RPA、生成AIといった、夢のような世界が広がりました。

しかし、変わらないものもあります。

1.「このプログラムはどう動いているのか分からないけど、触らないでおこう」: 古いシステムやコードが、なぜか問題なく動作しているため、「触れば壊れる」と恐れて誰も手を出さない状況。

2.プリンターの問題:  2023年になっても、プリンターの設定やジャム(紙詰まり)は依然として多くの職場で頭を悩ます問題の一つ。未だに「プリンターがうまく動かない!」はよくあるオフィスのクレームです。

3.「Have you tried turning it off and on again?」(一度消して再起動してみましたか?):  ITのトラブルシューティングの金言であり、多くの問題に対して意外と効果的な解決策です。このフレーズは、ITサポートの永遠のマントラとも言えるでしょう。

4.パスワードの問題:  ユーザーがパスワードを忘れる、あるいは複雑すぎるパスワードポリシーによる苦労は、いつの時代も変わりません。パスワード管理の問題は、まさにITの不変の話題です。

5.タバコ部屋会議:  タバコをふかしながらの議論で画期的なアイデアが浮かんだり、チームの方針決めがなされたりしました。パソコンに向かっていないときは、特殊なスイッチがはいるのでしょう。これは、いつの時代も変わりませんが、喫煙者が減少傾向にある今は、違う表現が良いでしょう。たとえば『夏場は、クーラーの真下でこそ議論が進む。』いかがでしょうか?


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