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コラム~読み上げ術:その一言、どう読むかで印象が変わる!『早急』をあえて『さっきゅう』と読む!

Tea Time ちょっとひと息いれよう

ビジネスシーンで、読み上げる機会は意外と多いものです。
会議での報告、プレゼン、社内放送、社外へのナレーション――。


そこで今日は、「読む」ではなく「どう読むか」にこだわることで、相手の心に届く言葉に変わるテクニックをご紹介します

🔸例1:あえて「さっきゅう」と読むと、相手がハッとする

「早急にご対応ください」

たとえば、「早急にご対応ください」。
ビジネスメールや報告書でよく見かける一文ですが、口頭で読み上げるとき、
「そうきゅう」ではなく「さっきゅう」と発音すると、相手の耳に強く届きます。

🔸例2:危機感か、反省か――「再発防止に努めます」の重みの置き方

「再発防止に努めます」

「再発防止に努めます」もよく聞く表現ですが、どこに重みを置くかでニュアンスが変わります。

「さいはつぼうし」にアクセントを置き、「つとめます」をゆっくり読むだけで印象が変わります。練習しておきましょう。※これを読み上げるような失敗を繰り返さないことが大切か(笑)

🔸例3:「ご査収ください」は“ご・さ”をゆっくり読むと丁寧さが際立つ

「ご査収ください」

かたい表現の代表格「ご査収ください」。
機械的に読むと事務的に聞こえがちですが、
「ご・さ・しゅう」とゆっくり丁寧に区切るだけで、
相手に向けた敬意や気配りが感じ取れる読み方に変わります。

伝えるのは言葉だけじゃない。「声に乗せて伝える力」

書き言葉では伝わらない感情や意図は、「声」で補えます。
同じ文でも、どう読むかによって届き方がまったく変わる――これは、ちょっとした“読み上げ術”のコツです。

メールやチャットだけでなく、読み上げる場面にも言葉のセンスを活かすと、あなたの印象も伝わり方もワンランク上がるかもしれません。

リモートワークが普及している時代、音声に思いをのせていきましょう!


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