Tea Time ちょっとひと息いれよう
Excelユーザーであれば、「置換」操作を行う際に「Ctrl + H」を使うことに馴染みがあるかもしれません。しかし、多くの他のアプリケーションで「置換(Replace)」を意味するショートカットには「Ctrl + R」が使われるのに、なぜExcelだけ「Ctrl + H」なのでしょうか?この違いには、Excel特有の使い方や設計思想が関係している可能性があります。
Excelでの「Ctrl + R」とは?
Excelでは「Ctrl + R」を押すと、選択したセルの右側に値をコピーするショートカットキーとして機能します。これは「Replace」ではなく「Right(右)」へのコピーを意味しています。Excelはデータの整形や操作が他のアプリよりも多様な方向に行われることが多いため、右方向へのコピーが頻繁に行われることを想定したのかもしれません。この結果、「R」は「Replace」ではなく、「右へコピー」に割り当てられました。
Ctr+Hはどこからきた?
「H」が「Replace(置換)」に関連するような明確な由来は、現在のところ見つかっていません。何かの頭文字からきているわけではなさそうです。
たまたま、Hに割り当てるショートカットキーがなく、空いていたからだろうと私は考えます。諸説ありそうで、みあたらない、謎の「H」です。
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