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コラム~古のExcelは起動時に三枚のシートが現れた

とても古いExcelファイルを発見し、それを開いてみるとSheet1とSheet2とSheet3の三つが付いていました。

しかし、Sheet1には値が入っているけど、Sheet2とSheet3は空っぽであり、これは何のために存在しているかをなかなか今の若い人たちを戸惑わせます(何か隠した値やオブジェクトでもあるのかな?)

Tea Time ちょっとひと息いれよう

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「2000年代の初期のExcelでは、Excelファイルを新規作成すると3シートできるのがデフォルトだっただけです!」

三枚のシート、具体的な用途は?

■もしかしたら 要約、詳細、資料として分類

Excelの初期の使用シーンとして、「Sheet1」は全体の要約をまとめる場、「Sheet2」は詳細なデータをしたため、「Sheet3」はグラフおよび資料を検討する場所として想定されていた。「情報の分類化」を先に考えていた時代感があります。

■もしかしたら テンプレートを提示する意図

Excelが初めて使われる場合、何らかのテンプレートが提供されているほうが利用者にとって解りやすい。例えば、発表用、結果用、出典用など、大まかなシートの使い分けを意識したものでした。

■もしかしたら 悩んだらまず分ける

何をしたら良いかわからないファイルを作り始めた場合にも、三枚あると「まず、このデータをこちらに分けてみよう」と思いつきやすい。

時代の流れと共に変化するデフォルト

現在はExcelの新規作成時のシート数を自由に設定できる時代。プロフェッショナルから個人化への移行を是認しつつ、それでも三枚シートの選択を保ち続ける人も少なくない。それは、過去の経験とインスピレーションの深さの証。

今後、もし新規作成時にシートが少ないと思ったら、この過去を想い出して、三枚あった頃の利便性を思い浮かべてみてはいかがでしょう。


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