
Tea Time ちょっとひと息いれよう
昔のプログラマーは、基礎を学び、分厚い説明書を読み、創意工夫しながらプログラムを作っていました。
やがて、書店に分かりやすい参考書やテクニック集が並び始めます。
すると先輩たちは言いました。
「最近の若いやつは、すぐテクニックに走る。基礎を学んで、工夫の仕方を自分で考えないとダメだ」
その後、インターネットが広まりました。
若者が検索して、見つけたコードを使っていると、また先輩たちは言いました。
「最近の若いやつは、すぐ検索してコピペする。自分で書けないとダメだ」
そして今、AIの時代です。
若者がAIにプログラムを書かせて持ってくると、先輩たちは言います。
「最近の若いやつは、すぐAIに聞きやがる。ちゃんとインターネットで調べろよ」
いつの間にか、あれほど叱られたインターネット検索が、正しい勉強法に昇格しています。
参考書、インターネット、そしてAI。
新しい道具が登場するたびに、「そんなものに頼るな」という小言も受け継がれてきました。
でも本当に大切なのは、参考書で調べたか、検索したか、AIに聞いたかではありません。
なぜそうなるのかを理解し、次は自分で使え、人にも説明できるか。
つまり、それが自分のものになっているかどうかです。
道具は変わっても、学ぶということの根本は、案外ずっと変わっていないのかもしれません。



コメントを残す