
Tea Time ちょっとひと息いれよう
AIは、とても優秀な後輩です。
質問すれば、すぐに答える。
文章も書く。資料も作る。プログラムまで作る。
しかも、何度聞いても嫌な顔をしません。
ただし、一つ困ったところがあります。
分からないことにも、堂々と答えてしまうのです。
自信たっぷりに説明されると、こちらも「そうなのか」と信じたくなります。しかし確認すると、存在しない機能だったり、古い情報だったり、もっともらしく作られた話だったりします。
人間なら、
「すみません。分かりません」
「確認してから回答します」
と言ってくれるでしょう。
ところがAIは、沈黙を恐れる後輩のように、とにかく何かを答えようとします。
だから、AIの回答は「正解」ではなく、「新人が急いで調べてきた報告」くらいに考えるのがちょうどよいのです。
根拠はあるか。
事実と推測が混ざっていないか。
別の資料でも確認できるか。
AIを使う私たちには、そんな上司の目が必要になります。
返事が速いことと、正しいことは別です。
AIは、とても仕事の速い新人です。
だからこそ、確認せずに、そのままお客様の前へ出してはいけないのです。



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