
Tea Time ちょっとひと息いれよう
会議が終わると、担当者から議事録が届きました。
「AIで作成しました」
そう書いてあると、なんとなく客観的で正確な記録に見えます。
しかし担当者が途中で、
「この話も入れておいたほうがいいな」
と、会議では出ていない内容を追加していたらどうでしょう。
受け取った側は、
「あれ、こんな話をしたっけ?」
「まあ、AIが会議動画から作ったのだから、きっと出たのだろう」
と、そのまま信じてしまうかもしれません。
こうして、誰かの意見が「会議で話された事実」に変わり、やがて「決定事項」にまで育っていきます。
AIの怖さは、間違えることだけではありません。
人が加えた内容まで、AIが客観的にまとめたように見えてしまうことです。
違和感があったら、元の動画を確認しましょう。
そして、きちんと言う。
「この話題、会議では出ていませんよね」
AI議事録は便利です。
でも、議事録は証拠ではなく、元の会話を確認するための索引です。
「AIが作ったから間違いない」ではなく、
AIが作ったように見えるからこそ、疑う。
そんな習慣が必要になりそうです。



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