■ 最新の投稿

コラム~すべてのプロジェクトに、優秀な指示待ち社員が配属された(AIのこと)

Tea Time ちょっとひと息いれよう

AIが普及するということは、どんなプロジェクトにも優秀な専門家が一人、配属されるようなものです。

文章を書ける。
資料を整理できる。
プログラムも作れる。
知らない分野も、すぐに調べてくれる。

しかも、疲れず、嫌な顔もせず、何度でもやり直してくれます。

これほど頼もしい人材は、なかなかいません。

ところが、この専門家には弱点があります。

自分から仕事を見つけて、勝手にプロジェクトを前へ進めてはくれません。

目的が曖昧なら、曖昧なまま答える。
条件を伝えなければ、一般的な答えを返す。
間違った方向を示せば、その方向へ全力で走る。

とても優秀ですが、まだ「指示待ち」なのです。

だから、AI時代に人の仕事がなくなるわけではありません。

何を目指すのか。
仕事をどう分けるのか。
何をAIに任せるのか。
出てきた結果を採用するのか。

そこを決める人が、これまで以上に必要になります。

AIを導入しただけでは、プロジェクトは進みません。

優秀な専門家を配属したあと、その人に仕事を頼まず、席に座らせているのと同じです。

これから求められるのは、自分ですべてをこなす力だけではありません。

優秀な「指示待ち社員」に良い仕事を渡し、チームの力に変える力なのだと私は思います。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です